大谷翔平のバッティングを体芯力で解説!

情報共有:篠塚さん


先日から始まったWBC強化試合で大谷翔平が 『それをホームランにするの?』みたいな驚きもありましたが、大谷のバッティング動画が侍の公式に上がってました。 

今回選ばれている日系アメリカ人のヌードバーと比較しても結構違いがあるなと感じました。



コメント:田代さん

篠塚さん、ありがとうございます。 

初動が菱形体操なんだ、くらいしかわかりませんでしたが、本当に伸びやかで滑らかな動きですね。




コメント:亮司さん

大谷翔平選手の身体操作は田代さんのおっしゃる様にテイクバックの際左足股関節に乗り込む時に菱形体操になって左軸に乗って、骨盤周辺から起動して胸が少し遅れて動き出す、いわゆる支持基底面から重心を外してから胸や手足が動き出すという打ち方で、位置エネルギーを使っているので力感を感じませんよね。 

ヌードバー選手は全身がほぼ同時に起動させ右足を軸にブレーキをかけて骨盤を回転させているので大谷選手と比べると少し力感を感じさせますね。 

タイプの違いもありますが、見ていてしなやかタイプとパワータイプみたいな感じで分類されますね。


S:篠塚さん→C:亮司さん・田代さん

確かに菱形体操ですね。 すごい良いヒントを得た感覚です! 

慣性の法則のように右足の減速に対して 位置エネルギーの移動を使う流れが大谷翔平は本当にキレイですね。 

結構トレーナーの方は ヌートバー選手のような回旋軸を作って、腹斜筋を利用して一気に回すようなやり方を推奨する方がいますが、シーズン中盤で腹斜筋の肉離れを起こしているイメージがありますね。


C:亮司さん→S:篠塚さん

無理やり例えると大谷翔平選手のバッティングは菱形体操で左足に乗ってからお尻歩きです笑

体幹の筋力を使った撃ち方をさせるためにロシアンツイストみたいなトレーニングをさせて、体幹から始動させて手が遅れて出てくるんだ、みたいな事をすると地面反力の利点を活かしにくくなり、筋力に頼る形になるかと感じます。

あくまでイメージですが筋力やヒップヒンジ、体幹固定意識のアメリカメジャーリーガーでは、この様な意識でスイングしている選手が多いせいか、体幹の肉離れをしている選手が年間300人以上いるのだとか。

これは数年前の話なので今は違うかも知れませんが、  大谷翔平選手は骨盤始動、体幹は固定せず胸郭は少し遅れてしなりを利用して地面反力を上半身まで伝えてるので、いわゆるタイミングで打っているような印象なので疲労や故障のリスクは低い様に感じます。

大谷翔平選手のような打撃理論は日本には無いかと思います。

スポーツはあまり観ないのですが、この様に分析していくと高齢者の歩行能力向上とアスリートのパフォーマンスアップに関して共通点があるのだと再認識させられます。


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