質問者:大角地さん
家族がテコンドーをしてまして、ターゲットへの到達スピードやリーチはどちらの方が早いかご意見を拝聴したいです。
ちなみにテコンドーの蹴り方はこう⇩
テコンドーは空手と違い横に構えてる事が多く回し蹴りですが、回さずフェンシングのように
真っ直ぐに突くように蹴ります。
亮司さん補足
回し蹴りの蹴り方が
・空手のように膝を畳んで膝下を走らせる蹴り方
・ムエタイのように比較的膝を伸ばしたままの蹴りはどちらの方が威力があるのか
という話になりました。
個人差や用いる競技などにもよりますが、その辺の考えを高木さんにお聞きしたいという流れです😁
回答者:高木さん
「競技で勝つこと」が目的でしたらテコンドーの蹴り方が一番かと。
ボクシングもそうですが「限定」というルールを設けると、その分その競技に特化してスキルは上がりますので、「テコンドーの蹴りが一番テコンドーに向いてる」のは間違いないかと。
ただ、新たな身体操作の感覚を作ったり、動きの幅やバリエーションを増やすのでしたら他競技の技も学ぶのはアリかと思います。
始めたばかりでしたらしっかりテコンドーの蹴り方を学んで、行き詰まったりしたら違う競技の蹴り技をやってみると気付きはあるかなと思います。
Q:大角地さん→A:高木さん
ありがとうございます。やはり、そういう事になりますよね。
テコンドー経歴:息子・娘→4歳から始める(息子は黒帯)、妻→キャリア4年(黒帯)
妻が指導者になる事になって色々な格闘技の研究をしており、他の格闘技の方の意見を聞きたく質問させていただきました。
お忙しいところありがとうございます。
A:高木さん→Q:大角地さん
ご家族でなんて素晴らしいですね!
指導者になるなら他の武術、格闘技を体験するのはお勧めです。
私もフルコンタクト空手とムエタイの両方を学べたからこそ、比較して長所短所を伝えられたり、使い分けたりできてます。
空手経験者の方が体験に来た際は「空手だとこう蹴りますが、ムエタイだとこう蹴ります」と説明できるのがやっていて良かったと思います。
奥様の指導者スタート、応援致します!
コメント:亮司さん
Q:大角地さん→亮司さん
テコンドーは日本では超マイナー格闘技なので(海外特にヨーロッパではメジャーなんですが)やるとなかなか面白いのですが、手があまり使えないのとローがないので、間合いが難しく超柔軟が求められます。
色々格闘技要素、武術とは若干違いを感じますね。
そのままだとなかなか使いづらいですが その要素や感覚は役に立ちます。 ありがとうございます。
C:亮司さん→Q:大角地さん
テコンドーについて興味が湧いたのでYouTubeなどで動きの違いについて見てみましたが、幾つか気づいた点をお伝えしたいと思います^_^
テコンドーの場合、高い蹴りを連続的に撃つ事を想定してるせいか、構え自体の重心が高く、真っ直ぐに近く、足裏はつま先立ちに出来るように身構えている立ち方ですね。
回転も多用する為、頭から爪先までが真っ直ぐの方が回転した時にコンパクトになるので僕の中ではバレエに近いイメージです。
武術やキックボクシングやボクシングなどの格闘技の構えは地に足をつけて打撃を撃つ意識になる傾向があるので、背中を丸めて膝を少し曲げるケースが多いので、テコンドーとはある意味対極にあるようにも思えます。
この動画では膝挙げの大切さを強調していると感じます。
膝挙げとともに骨盤をついていかせる体芯力的に言うと膝腰同側動作ですね。
僕が講座でお伝えしているのは背中を少し丸め気味に対してテコンドーの場合は背筋を伸ばしたまま膝腰同側動作をしています。
横に脚を挙げる動作も骨盤を動かしているので、体幹の側屈動作が重要に思います。
蹴った後の地面反力の使い方、リズム、姿勢がトランポリンの動きと凄く似ているのを感じました。
僕もトランポリンを2年ちょっとやっていますが、背筋を伸ばす、膝を伸ばすなどが格闘技と真逆の動きでなかなか体が受け付けなかったのですが、この動きをする事で逆に身体を丸める動きなどの理解が深まりました。
奥様が指導者として他の格闘技を学ぶ事でテコンドーの動きの理解度が深まると思いますので、こちらとしても質問して頂くと考えるきっかけになりますので、どんどんご質問ください^_^
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